こんにちは!キッチン連載の第3話です。
前回(第2話)では、家事動線についてお話ししました。
第3話のテーマは、我が家の食卓を支える「キッチンメーカー選び」と、これまでの経験をもとに選んだ「ゴミ箱の選択」についてです。
我が家がクリナップの「ステディア」に行き着いた理由や、引っ越したその日からゴミ箱が使えることの便利さも含めて、ビルトインゴミ箱を実際に使ってみてわかったことをお話しします。
決して広くはない「7.5畳」のキッチン+ダイニングルーム
南東にキッチンを置こうと決まった時、最初の設計図では6畳の広さでした。
しかも、キッチンのエリアに全館空調の絶対に動かせない配管スペースが…。
南東は絶対に譲れない!独立キッチンスタイルも譲れない!!その限られた約6畳の空間に壁付けでハウスメーカー標準のキッチンを置き、隣に冷蔵庫を配置。そして、ダイニングテーブル……。
はい、終了!!
カップボードの置き場が完全に消滅。置こうと思えば置けますが、ダイニングテーブルを挟んで、キッチンと反対側?それは、とても効率が悪い…。では、キッチン・冷蔵庫とL字になるように置くか…。ここまでは、壁付けキッチンにした場合、我が家も一度は悩むところでした。
さらに、「手洗いしたくない!」「水切りカゴは絶対に置きたくない!!」と、溢れる希望…。共働きの私たちは、マンション生活で食洗機のありがたさを身に沁みて感じていました。夫も「食洗機は必須だから多少お金をかけてでも妥協したくない」と、大容量のフロントオープン食洗機を選択しました。すると今度は、食洗機の扉を開けるためには、通路幅を広くとる必要がありました。
では、キッチンをL字にして、食洗機の扉がキッチンに沿って開くように配置したらどうか。すると、通路幅はそこまで広くしなくてもいいが、キッチンをL字にしたことで、ダイニングテーブルを置くスペースが狭くなる…。冷蔵庫の前にダイニングテーブルがくると、冷蔵庫も使いにくくなる…。
一体、どこをどうしたらいいの…。
あれもこれもと欲が出ましたが、夫婦で優先順位を決めました。一番諦められなかったのは、やはり「食洗機と家事動線」でした。そこで、私たちは1.5畳ほど広げる決断をし、最終的に「7.5畳」で再びキッチンの配置を考えました。
そして、ある「発想の転換」をしたことで、悩みは一気に解決したのです!!
DKで7.5畳というと、決して広くはありません。むしろキッチンとダイニングを置いたら、追加で床置きの収納などを置く余裕はないです。
間取りを検討している時は「あまり余裕がない空間でうまく回るかな?」と不安もありました。もっと広ければ広いほど良かったんだろう…とは思いますが、実際に暮らし始めて不便さを感じたことはありません。この広さだったからこそ試行錯誤の末に生まれた「発想の転換」が私たちの暮らしを快適にしてくれています。その答えの全貌は、次回でたっぷりお話ししますね!
迷走の末に
ショールームで見た素敵なキッチン。どれを我が家にお迎えしようかワクワクしましたが、一周回って、見積書と睨めっこしながら、実用性と予算を問い直しました。現実は厳しい!!戸建てはマンションのように簡単に住み替えができないからこそ、「長く使うこと」に視点を置きました。
夫の「毎日何回も使うところだから、納得したものを選びたい」という言葉もあり、改めて我が家の選択肢を見つめ直したとき、「標準仕様のクリナップ(ステディア)なら、予算を抑えつつも自分たちが求めている性能が手に入るのでは?」と気づいたのです。
そうして行き着いたのが、原点回帰であり、我が家のハウスメーカー標準だったクリナップの「ステディア」でした。
「なんだ、結局標準かよ(笑)!」と当時の私も思いましたが、他社を見尽くして納得した決断だったので、そこからは「今ある選択肢の中で自分たちの最高を作ろう」というポジティブな思考にシフトできました。
ステディアを選んだ最大の決め手は、やはりキャビネット本体がステンレスという「構造の強さ」です。我が家のステディアはハウスメーカー仕様で引き出しの底板はメラミン化粧板になっています。それでも、キャビネットがステンレスで守られているのは心強いと思いました。
以前住んでいたマンションの木製キッチンは、経年劣化から「キッチンの交換は早いかも」と気になっていたので、将来の大きな出費について不安が軽くなるのは魅力的でした。
我が家はオール電化とはいえ、木製より燃えにくいという点も、長く住む家だからこその決め手となりました。
それにしても、いろんなショールームを見て回るのは本当に楽しかったです!!
3度目の正直
この戸建てへの引っ越しで、3回目の引っ越しとなった我が家。過去2回の引っ越しを振り返ると、ゴミ箱は「引っ越してからゆっくり選んで買えばいいや」と後回しにしていました。マンションだといつでもゴミ出しができるので、家の中にゴミ袋がたまることはなかったのですが、戸建てはそうはいかない。
引っ越し直後は、山のような荷解きと同時に、役所やライフラインの手続きなどを済ませなくてはならないため、正直、ゴミ箱を買いに行く暇はありません。引っ越しで疲れたからといって、適当なものを買って、あとで買い直すことも避けたい。家にゴミはないのに、引っ越した瞬間からゴミは発生します。 過去の経験から、このままだと引っ越してしばらくは「ダンボール箱にゴミ袋をセットして放り込む」という日々を送るのが目に見えていました。
そこで、今回の家づくりでは「引っ越した時から、ゴミ箱はあってほしい」と思い、クリナップの「リサイクルゴミワゴン」をカップボード下に組み込むことにしました。 当時は、「ゴミ箱はゲットしたぞ」という安心感で、正直、ゴミ箱の容量を気にしていませんでした。マンション生活で、溜まったらすぐに捨てていたので、使っているゴミ箱の容量や、何日でいっぱいになるのかなど、意識していなかったのです。
750mmの収納カウンター(クリナップでは「フロアカウンター」)の下に、リサイクルゴミワゴンを設置し、3つの蓋付きゴミ箱を並べています。ゴミ箱の容量は標準20Lです。このゴミ箱を「①可燃ゴミ」「②缶・瓶・ペットボトル」「③紙ゴミ・不燃ゴミ」に分別して使っています。
私が住んでいる自治体は、週に3回可燃ごみの回収日があります。プラスチックも可燃ごみとして出せるため、家族4人の生活では、1日でゴミ箱がいっぱいになってしまいます。
「生活感を隠すためにビルトインにしたのに、結局ゴミ袋が部屋に転がってるじゃん!」と最初は気になりました。外に一時置きの物置を設置して、ゴミ捨ての日まで保管しようとも考えましたが転がってるのは約1日。よく考えれば、それだけ家族がしっかりご飯を食べて、元気に暮らしている証拠。子どもたちが巣立ったら減るでしょうから、今は仕方ない!と割り切っています。


リサイクルゴミワゴンのメリット
- 完全に隠せる: 扉を閉めれば収納カウンターと同化し、キッチンの生活感を一瞬でリセットできます。
- キッチンとの統一感: キッチンの面材と同じデザインなので、空間全体のインテリアがすっきり整い気持ちがいいです。
- キャスター付きで移動もラク: ワゴンを引き出せば3つのゴミ箱が同時に移動でき、ゴミ袋の出し入れや掃除機をかけるときがすごく楽です。
- 耐久性とニオイ対策: 5年使っていますが、目立った傷みや劣化がなく、作りがしっかりしています。蓋の閉まりも良いため、気になるニオイも漏れることがありません。
一般的には「毎回引き出す手間がある」というのがビルトインゴミ箱のデメリットとして挙げられることもありますが、実際に使っている我が家としては全然気になりません。ゴミのほとんどが調理中に出ますが、私の場合はキッチンにレジ袋(大)を置いてポイポイ放り込んでいるので、基本的には1日に数回ビルトインゴミ箱に捨てています。それよりも、5年経ってもへたれない耐久性と、ニオイをしっかり防げる安心感のほうが圧倒的に大きいです。
強いて言えば、フタをしっかり閉め切らないままワゴンを戻してしまうと、次にワゴンを引き出したとき上の棚に引っかかってしまうことがあるのが小さなデメリットでしょうか。でも、閉め忘れに気をつければ問題ありません。デメリットを差し引いても、我が家としては総合的によかったです。
💡 実際に使って分かった「ゴミ袋と運用」
① 30Lゴミ袋は「幅55cm」がベスト! ゴミ箱の容量は20Lです。一般的な「幅50cm」の30Lゴミ袋をセットしようとすると縁全周に引っかからず、半分だけ縁に引っかかった状態なのでゴミを捨てるときにストレスでした。試行錯誤の末に行き着いたのが、「幅55cm」の30Lゴミ袋!これはちょうどよくフィットします。
② ゴミの持ち運びは「30L×2個」がラク 我が家からゴミ捨て場までは、徒歩3分ほどの距離があります。ゴミ捨ては夫の担当。以前は45Lのゴミ袋に詰めて運んでいましたが、重いうえに引きずると破れてしまいそうで、浮かせて持ち続けなくてはならないのは大変そうでした。そこで、「30Lの袋を両手に1個ずつ」持って運ぶスタイルに変えたところ、「ゴミ捨てが格段にラクになった!」と話しています(笑)。
まとめ
限られた7.5畳の空間で、何を優先するかを夫婦で考えながら選んだキッチン。
5年暮らしてみて、「これでよかった」と思える選択になっています。
我が家のキッチンづくりは、ここからさらにカスタマイズしていきます。
食洗機2台を採用するまでの経緯や、こだわったポイントについては、こちらの記事で紹介しています。
